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雲紙経と金銀交書経

某所で写経を拝見してきました。公開されている展覧会なので隠す必要もないでしょうが、なんとなくボカしておきます。私のような育ちの悪い貧乏人には居づらさを感じてしまうところであり、長居できずじっくり見れなかったのが心残り。

すべて掛幅です。

泉福寺焼経
紺紙金銀交書法華経
雲紙法華経
二月堂焼経
心西願経
紫紙金字経

雲紙経と金銀交書経について。

雲紙経は2紙ほどの大断簡。雲紙に箔撒き銀界だったかな?に墨書。写経で雲紙を用いるのは比較的珍しいですよね。雲が仮名古筆でよく見かけるのとは少し異なるように感じました。あえて近い印象を抱いたのを1つ挙げれば雲紙朗詠か。筆跡はかなりいいと思います。12世紀前半か、11世紀まで遡る?

紺紙金銀交書経と言えばまず思いつくのが中尊寺経。ただそれにしてはいい筆跡だなと思ってスタッフの方に確認してみると、中尊寺経ではないとのご返答。内容が法華経ということで、中尊寺経より前の11世紀の遺品か。