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東博の古筆・古写経展示(2016年6月から8月)

仏教の興隆―飛鳥・奈良

東京国立博物館 - 展示 日本美術(本館) 仏教の興隆―飛鳥・奈良 作品リスト
本館 1室 2016年6月21日(火) ~ 2016年8月7日(日)

四分戒本并序

1巻|奈良時代神護景雲2年(768)|堀達氏寄贈・B-2395

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C0059158 四分戒本並序 - 東京国立博物館 画像検索

景雲経。傷みは激しいですが、筆跡はいいですよね。大ぶりで堂々としつつ、丁寧に書かれています。かなり好きな1巻。

神護景雲二年歳在戊申五
月十三日景申弟子謹奉為
先聖敬寫一切経一部工夫之荘
厳畢矣法師之転読尽焉伏願橋
山之鳳輅向蓮場而鳴鑾汾水之龍
驂泛香海而留影遂披不測之了
義永證弥高之法身遠墍存亡
傍周動植同茲景福共沐禅流或
変桑田敢作頌曰
非有能仁誰明正法惟朕仰止給脩
慧業権門利広兮抜苦知力用妙兮
登岸敢對不居之歳月式垂罔極之
頌翰

以下、上代文献を読む会[編]『上代写経識語注釈』(勉誠出版、2016年、NDLサーチ)に依ります。景雲経の執筆を担当されたのは井上幸さん。

この願文は大きく3つに分けることができます。まずは4行目「転読尽焉」まで。神護景雲2年5月13日に弟子(称徳天皇)が先聖(聖武天皇)の為に一切経を写し荘厳し法師による転読を終えた。「景申」は「丙申」で唐世祖李昞の諱を避けたものですが、単に習慣として伝わったものではないかという神田喜一郎さんの説を引いています。なおこの5月13日は「丙申」ではなく「丙辰」とのこと。「弟子」は称徳天皇で、「先聖」は聖武天皇ですが、後者は淳仁天皇説もあるようです。たとえばこちらこちら。『注釈』では理由を示さずに淳仁天皇説を否定し聖武天皇と断定しています。「転読」は真読に対する語としての略読の意ではなく、「出来上がった写経を供養のために読み上げること。(略)梁・慧皎撰『高僧伝』巻第十三・経師篇論には、「転読」は経典を読む時に読むときに*1美しいメロディーをつけてよむこととあり、「転読」の本来の意味を知ることができる」。

次は9行目「変桑田」までで、先聖が説法の場に来て教説を表し真理を明らかにして欲しいなどと願うところ。最後に頌によって能仁(如来)を褒め称えます。

大般若経巻第二百九(和銅五年十一月十五日長屋王願経)

国宝|1帖|奈良時代和銅5年(712)|滋賀・太平寺蔵

撮影禁止でした。展示は巻頭と巻末。

和銅経。去年末から年初にかけて同じく太平寺蔵の巻206が展示されていました。今回は巻209。

以前根津美で拝見した巻23は素晴らしいと思ったのですが、この前の静嘉堂文庫の巻250はちょっとしっくりこない感じ。この巻209は悪くないと思います。まあ私の記憶力と美的感覚なんてまったくあてにならないので、それはさておき、複数の筆跡があることは事実で、かつまだ未整理のはず。和銅経の筆跡の分類整理がなされることを心待ちにしております。

修理奥書

近江州甲賀郡鮎河郷祥雲山太平禅寺常什
 六十巻之内        修補施主観音講
享保三年戊戌十月吉辰    現住比丘竜乙記焉*2

色紙金光明最勝王経巻第六断簡

1幅|奈良時代・8世紀|個人蔵

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今春以来の展示。

紫紙と縹紙を交用した色紙経であるという珍しさもさることながら、筆跡いいですよね。同筆遺品の有無が気になるところ。

なおキャプション

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付け間違えですね。直前の展示のものなので、替え忘れたのでしょう。

遺告

東京国立博物館 - 展示 日本美術(本館) 遺告 作品リスト
本館 2室 2016年6月14日(火) ~ 2016年7月24日(日)

遺告

1巻|良源筆|平安時代・天禄3年(972)|京都・廬山寺蔵

撮影禁止でした。展示は巻頭から第11紙まで。

国立国会図書館デジタルコレクション - 群書類従. 第拾五輯

仏教の美術―平安~室町

東京国立博物館 - 展示 日本美術(本館) 仏教の美術―平安~室町 作品リスト
本館 3室 2016年6月21日(火) ~ 2016年8月7日(日)

内証仏法相承血脈譜

重文|1巻|平安時代・12世紀|B-1037

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内証仏法相承血脈譜 - e国宝

展示は巻頭です。

国立国会図書館デジタルコレクション - 伝教大師全集. 第一

願文

重文|1巻|慈円筆|鎌倉時代・貞応3年(1224)|B-1400

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願文 - e国宝

大毘盧遮那成仏経疏 巻第一

1冊|睿尊筆|平安時代・康和4年(1102)|佐久間嘉七氏寄贈・B-1646-1

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C0045962 大毘盧舎那成仏経疏_巻第1 - 東京国立博物館 画像検索

大毘盧遮那成仏経疏 巻第十

1冊|睿尊筆|平安時代・康和4年(1102)|佐久間嘉七氏寄贈・B-1646-7

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C0059143 大毘盧舎那成仏経疏 - 東京国立博物館 画像検索

大毘盧遮那成仏経疏 巻第十八

1冊|睿尊筆|平安時代・康和4年(1102)|佐久間嘉七氏寄贈・B-1646-13

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C0045964 大毘盧舎那成仏経疏_巻第18 - 東京国立博物館 画像検索

丹後国普甲山別所御房ニシテ書写了
康和四年五月十五日 睿尊之

金光明最勝王経注釈断簡(飯室切本)

1幅|伝嵯峨天皇筆|平安時代・9世紀|B-3291

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C0078057 金光明最勝王経注釈断簡(飯室切本) - 東京国立博物館 画像検索

今年の1-2月以来の展示。

道元霊場

重美|1幅|伝孤雲懐奘筆|鎌倉時代・13世紀|B-2453

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これがよくわからなかったんですよね。当たるべき資料も見当がつかず。

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短い解説の中でわざわざ懐奘について触れているということは、懐奘の真筆の可能性が高いということなのでしょうか?

羯磨金剛目録

国宝|1巻|最澄筆|平安時代・弘仁2年(811)|滋賀・延暦寺

撮影禁止でした。

国立国会図書館デジタルコレクション - 羯磨金剛目録・法華年分縁起
国立国会図書館デジタルコレクション - 伝教大師全集. 第四

羯磨金剛二□唐/持来 永納比叡鎮国道場
禅鎮師子像一大唐大唐天台大師/所持 永納止観院経蔵
赤桯木尺三□白柏木尺二枚香炉峯神送木/大唐持来
       弘仁二年七月十七日最澄永納
上件道具盛漆泥皮筥壱合
白角如意□□端黒角 永納比叡止観院
       弘仁二年七月十七日最澄永納
水精念珠一貫水珠具足 蓮子念珠一貫水精母子并/小珠具足
    已上二念珠永納鎮国道場
□件□□盛漆泥皮筥
       弘仁二年七月十七日最澄永納

伝教大師度縁案並僧綱牒

国宝|1巻|平安時代・9世紀|京都・来迎院蔵

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近江国府牒案(宝亀11年11月10日)

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最澄度縁案(延暦2年1月20日)

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僧綱牒(延暦4年4月6日)

宮廷の美術―平安~室町

東京国立博物館 - 展示 日本美術(本館) 宮廷の美術―平安~室町 作品リスト
本館 3室 2016年6月21日(火) ~ 2016年8月7日(日)

兼輔集(砂子切)

1幅|藤原定信筆|平安時代・12世紀|B-12-8

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C0091372 砂子切_兼輔集 - 東京国立博物館 画像検索

本願寺本三十六人家集とおおよそ同時代に書写されたと推定されている同じく三十六人家集の1葉。兼輔集のほか業平集・公忠集・中務集(筆者は各々異なる)の断簡が残ります。兼輔集・業平集・公忠集の筆者は本願寺本にも参加、兼輔集の筆者は藤原定信と推定されています。春にツレが押された「月台」が展示されていました

ほとゝきすなきまふさとの
しけゝれはやまへにこゑの
 せぬもことはり
  をとこのもとよりをむなにく
  しこひたるにあひかはりて
      もあふきか
うれしくていとゝゆくすゑ
  わひしきは秋よりさきの
    風にさりける

詞書が意味不明です。誤写でしょうか。なお、歌仙歌集本では「山里にすむころなんをとこのもとより女の許にあふきえたる人にかはりて」。

下絵和漢朗詠集

1幅|伝藤原公任筆|平安時代・12世紀|深山龍洞氏寄贈・B-3145

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古筆学大成14、伝藤原公任筆下絵和漢朗詠集切、図93、p177。
古筆学大成解説によると、現存35葉。同筆なし。料紙装飾が西本願寺本三十六人歌集に似たものあり、その頃の書写か。片仮名訓点がありましたが、多く抹消されています。この断簡も抹消痕あり。原装は巻子本。この断簡の左端は継目に当たるところだと思います。

和漢朗詠集巻上・夏・蝉(193-198後欠)

千峯鳥路含梅雨五月蝉声送麦秋
鳥下緑蕪秦菀寂蝉鳴黄葉漢宮秋 許渾
今年異例腸先断不是蝉悲客意悲 
歳去歳来聴不変莫言秋後遂為空 
なつやまのみねのこすゑのたかけれは
そらにそせみのこゑはきこゆる
これをみよひともひともとかめぬこひすとてねをな

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伏見天皇御集(広沢切)

1幅|伏見天皇筆|鎌倉時代・14世紀|B-2422

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C0045976 広沢切 - 東京国立博物館 画像検索

古筆学大成20、伏見院筆広沢切、図版142、p274。
伏見院自筆の御集断簡。

  雑
さためなき世は時のまもしらぬ身に
のとかにたのむあすのあらまし
をそくゝれはやくあくるは日のかけの
いているかたのゆへにそありける
  雨中山
ふりかすむあめのゆふへのをちかたに
それかとはかりのこる山のは
  雨中桧
雨はなをふらむとすれやまきもくの
ひはらの山にくもかさなりぬ
  雨中山家
山かけやけふのあはれをとはむ人の
なさけおほえぬ雨のうちかな
  雨中旅泊
きゝあかすとまやの雨のくらき夜に
なきさの浪のをとそうちそふ
  雨中述懐
あめにあふのへのくさはの色はあれと
身は時しらぬ春もふりゆく
  風雪
松かせはのきはのやまにふきくれて
たにのとふかくた雲そおりゐる
  身心
世にむけて身をはさすかにをくとすれと
心そ人にことさかりゆく
  夕松
をちかたにさすやふゆひのかけみえて
もとあらはなるみねの松原

和歌懐紙

1幅|飛鳥井雅親筆|室町時代・15世紀|B-3203

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 詠三首咊歌
        栄雅
  早苗
うらわかみなひく早苗に
はる/\と音なきかせの
みえて涼しき
  瞿麦
庭にうつす濱のま砂に
植をきて見るかひあれや
とこ夏の花
  岸竹
ねくらとふ鳥は聲して
川かせもふかぬになひく
きしの呉竹

短冊手鑑

1帖|鎌倉~江戸時代・14~18世紀|B-3058-1|2帖のうち

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「後宇多院宸翰」、「伏見院宸翰」、「後伏見院宸翰」
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「光明院宸翰」、「後円融院宸翰」、「後小松院宸翰」
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「後土御門院宸翰」、「後柏原院宸翰」、「後奈良院宸翰」
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「正親町院宸翰」、「後陽成院宸翰」、「近衛関白」(忠嗣)
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「近衛関白」(政家)、「近衛関白」(信尹)、「近衛関白」(信尋)
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「九条関白」(尚経)、「二条関白」(持通)
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「二条関白」(晴良)、「一条関白」(兼良)、「一条関白」(教房)

C0073586 短冊手鑑 - 東京国立博物館 画像検索
C0013605 短冊_短冊手鑑のうち - 東京国立博物館 画像検索
C0033899 短冊手鑑 - 東京国立博物館 画像検索
C0028966 短冊手鑑 - 東京国立博物館 画像検索
E0035750 短冊手鑑_付属目録 - 東京国立博物館 画像検索
C0046951 短冊手鑑筆者目録 - 東京国立博物館 画像検索

茶の美術

東京国立博物館 - 展示 日本美術(本館) 茶の美術 作品リスト
本館 4室 2016年6月7日(火) ~ 2016年9月11日(日)

如意宝集切

1幅|伝宗尊親王筆|平安時代・11世紀|B-12-11|~2016年7月24日

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C0014625 如意宝集切 - 東京国立博物館 画像検索

古筆学大成16、伝宗尊親王筆如意宝集切、図版75、p128。

詞書には「寛和内裏の哥合」とありますが、天徳4年内裏歌合13番右。

  寛和内裏の哥合
         兼盛
みやまいてゝやはにやきつるほとゝき
すあかつきかけてこゑのきこゆる

平成27年度新収品展 II

東京国立博物館 - 展示 日本の考古・特別展(平成館) 平成27年度新収品展 II 作品リスト
平成館 企画展示室 2016年5月31日(火) ~ 2016年7月10日(日)

和漢朗詠集巻下断簡(戊辰切)

1幅|藤原定信筆|平安時代・12世紀|B-3476

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古筆学大成15、藤原定信筆戊辰切、図29、p40-41。

和漢朗詠集巻下・恋(778-788)。恋部のうち最後の和歌「いまこむと」の1首を欠きます。この1首2行分の断簡1葉は別に現存するようです。古筆学大成の図版31。

  恋
為君薫衣裳君聞蘭麝不馨香為君事容
餝君見金翠無顔色 
更闌夜静長門閇而不開月冷風秋団扇杳
而共絶 張文成
行宮見月傷心色夜雨聞猿断腸声
春風桃李花開日秋露梧桐葉落時
夕殿蛍飛思悄然秋燈挑尽未能眠 已上長恨歌/白
南翔北嚮難付寒温於秋雁東出西流亦寄瞻望
於暁月 
聞得園中花養艶請君許折一枝春 無名
寒閨独臥無夫聟不妨蕭郎枉馬蹄 十市采女
貞女峡空唯月色窈娘堤旧独波声 為憲
わかこひはゆくへもしらすはてもなし
あふをかきりとおもふはかりそ 躬恒
たのめつゝこぬよあまたになりぬれは
またしとおもふそまつにまされる 人丸

書跡-国宝 細字法華経と古経典-

東京国立博物館 - 展示 法隆寺献納宝物(法隆寺宝物館) 書跡-国宝 細字法華経と古経典- 染織-古代のさまざまな技法― 作品リスト
法隆寺宝物館 第6室 2016年6月21日(火) ~ 2016年7月18日(月)

細字法華経

国宝|1巻|唐時代・長寿3年(694)|N-7-1

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細字法華経 - e国宝

展示は方便品から授記品の途中まで。最近、この写経にまつわる面白い伝説について書きました。

http://ouix.hatenablog.com/entry/20160526/1464202133

部分的に黒ずんでいるところが散見されます。どうやら訂正痕のようですが、こすって墨が広がってしまったかのような汚れ具合。擦消には見えません。洗消痕?

http://ouix.hatenablog.com/entry/20160525/1464109072

経筒 細字法華経付属品

国宝|1筒|唐時代・7~8世紀|N-7附属

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経筒 - e国宝

細字法華経を納めていた経筒。今回の展示は外側を見せています。

梵網経

重文|2巻のうち1巻|平安時代・9世紀|N-13-1

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梵網経 巻一 - e国宝

展示は巻頭。残念ながら題簽は見えません。なぜ残念なのかというと、この題簽は聖徳太子が自らの手の皮を剥いで作ったものだという伝承があるものなんですよね。

http://ouix.hatenablog.com/entry/20150825/1440432541

e国宝で見ることは出来ますが、1度実物を見てみたいなと思っております。なお、上の記事にも書きましたが、この題簽は革を使用しているとのこと。題簽に革を用いたというのは他に聞いたことがありません。類例ご存知のかたはご教示いただければ幸いです。

寺要日記(七)

12冊のうち1冊|室町時代・宝徳元年(1449)|N-23-7

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C0045166 寺要日記 - 東京国立博物館 画像検索

7月。展示は6丁裏および7丁表。

解説曰く「南北朝時代法隆寺の年中行事を1ヶ月ごとに12冊にまとめたもの。各月の行事を、日をおって記載し、法会の次第や由緒を中心に、経費を負担した各地の寺領についても記してある。このうちの7冊に宝徳元年(1449)9月24日に書写した旨の年会五師専祐などの奥書がある。他4冊も同時期に写されたものと考えられるが、4月の冊のみは、寛永5年(1628)の書写になっている。」

*1:ママ

*2:この1字新川登亀男さん[編]『仏教文明の転回と表現』(勉誠出版、2015年、NDLサーチ)所載の「天平改元以前の仏典・仏菩薩等一覧」では「之」としていますが、私のメモでは「焉」でした。とりあえずメモに依ります。