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@nosuke_pooh さんの連ツイに対するご返答

Tweets with replies by ク (@nosuke_pooh) | Twitterさんによる、私の「http://ouix.hatenablog.com/entry/20160509/1462728365」を受けての連ツイがありました。それに対してご返答します。

まず最初に、

こちらの方こそ、言及しておきながらお伝えせずに失礼いたしました。ツイッターの機能を誤解していまして、リンク貼ったら通知が行くものだと勘違いしておりました。誤解に気付いた時には気勢が削がれており、まあいいかと放置していたところ、このように丁寧なお返事ありがとうございます。

というわけでご返答。なお、反論や提案も含んでいますが、思うままに書いているもので、回答を期待しているわけではありません。お気になさらず。


やはり、根本的な部分で考え方の差があるなあという感じは私にもあります。基本的に「作者」の欄は、研究者が責任をもって実際の作者である(またはそう推定される)人物の名前を書く欄であろうと私は考えているんですよね。もちろんたとえば文学作品における「作者」とは何か? など深入りすると泥沼に嵌りそうなものもありますが、少なくとも書跡の作者(=筆者)は特定の1人(または複数人)なわけですから、作者欄に書いてもよいのはその人物だけであるべきではないでしょうか。学問研究の成果と、過去の古筆家の(現代の目から見たら杜撰な)鑑定結果が同じ欄に並ぶことに、一般人である私は違和感を抱きます。しかし、むしろ研究者の方が同じ欄に書くべきだと主張されるのは、わりと興味深く感じました。


私も誤解しており、失礼しました。


「作者欄に「(伝称)」と明記しておけば、「馴染みの薄い人」にも、通じるのではないのかな?と思ってい」ることが「傲慢」であるとは思いませんが、古筆の世界に浸りすぎて一般人の感覚が分かりにくくなっているようには思えます。通じない人の割合が高いのではないでしょうか。作者の欄に筆者である可能性がまったく無い人物の名前が記されていることがあるなどとは、馴染みの薄い人には想像の埒外でしょうから。しかし、たとえばゲームで日本刀に興味を持った女子中高生が東博に行ってふと古筆展示に目が行ったときですら誤認しないレベルの明快な表示というのはなかなか難しそうです。とりあえず、筆者が不明の場合は作者欄に「筆者未詳」と明記することはある程度効果的かと。



作者欄と伝称筆者欄の2本立てでいくと、こういうケースはシンプルに記述できますね。筆者が不明の場合は作者欄に「筆者未詳」と明記した上で、別に伝称筆者も書ける。私は、この2本立てがベストであるような気がしてきました。

貴重書展楽しみにしております。前回なぜか行き忘れていたこともあって、伝国冬筆古今集のことを把握していませんでした。画像上げていただきありがとうございます。次回は伺います。

最後に、お忙しい中、丁寧にご返答いただきありがとうございました。厚く御礼申し上げます。

とりあえず、この件はこれで終わりにしたいと思います。

資料用に、件の連ツイすべてを順に貼っておきます。問題があったらお知らせください。