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普賢菩薩の乗る象は雄だそうで

現在、東博本館1階11室に大倉集古館の所蔵する国宝の普賢菩薩騎象像が展示中です(12月13日まで)。

今回なんとなく普賢菩薩の乗る象を下の方から覗いたのですが、股間に突起物が見えました。つまり本作の象は雄として造形されているようです。こういうので雌雄を明確に作り分けることもあるんだなあと感心をしたのですが、どうやら雄であるというのは観普賢経という歴とした典拠があるようで。

其の象に六牙あり、七支地を跓へたり。其の七支の下に七蓮華を生ぜり。
【一二】七支。四足と、一鼻と、一尾と、一根なり。

国立国会図書館デジタルコレクション - 国訳大蔵経. 経部 第1巻

絵画でいうと、例えば東博の国宝普賢菩薩像(e国宝)や奈良博の重文普賢菩薩像(e国宝)にもその「一根」はしっかり描かれていますね。